シナリオの迷宮 ~あるいは(無恥がもたらす予期せぬ軌跡)

脚本愛好家じぇれの思考の旅。とりとめもなく綴っていきます。

8/14『狂覗』ファンイベント会場のご案内

皆さん、こんばんは。じぇれです。いよいよ明日、『狂覗』ファンイベント開催となります。 おかげさまで全席完売致しまして、当日券の販売予定はございません。 ご了承ください。また、会場のレンタルシアター南青山さまは18:00すぎまで取材が入っています。…

【非公式だけど】狂覗ファンイベント開催決定!【梅澤P公認】

『狂覗』を愛した者たちよ、狂い覗け! ファンのファンによるファンのためのイベント 1夜限りの〈絶句上映〉決定!【イベント概要】 8/14(水) 開場18:40 開演19:00 終演21:45予定 会場:レンタルシアター南青山 https://utopiaoyama.wixsite.com/utopia# 会…

平成日本映画マイ・フェイヴァリット10

こんにちは、じぇれです。皆さんに便乗して、平成日本映画10作を紹介しようと思います。 しかし、goodの最上級best(最も良い)の10作を選ぶのは、とてもじゃありませんが私には無理。 というわけで、favorite(お気に入りの)10作にさせていただきます。私…

『宇宙からのメッセージ』愛すべきパチモン(ネタバレなし)

こんにちは、じぇれです。1970年代、ハリウッド映画が日本で公開されるのは、なんと約1年遅れだったそうです。 そして、それを利用しちゃう悪賢い製作者もいたそうで。 ターゲットにされたのは、1977年に北米で公開されるなり大ブームを巻き起こした『スター…

『プールサイド・デイズ』他者に認められることの大切さ(ネタバレなし)

こんにちは、じぇれです。本日の課題作品は、ストレスフルな現代社会を生きる私たちにぴったりの作品。《地獄の映画100本ノック その18 『プールサイド・デイズ』》【あらすじ】 14歳のダンカンは車中にいた。母の恋人トレントの別荘でひと夏を過ごすためだ…

『ボヘミアン・ラプソディ』で感じたモヤモヤ(ネタバレあり)

こんにちは、じぇれです。遂に大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』のDVD・BDが発売! 私自身ライトなQUEENファンですので、映画館のスクリーンで観た時には、かなり興奮したものです。 ラストのLIVE AIDシーンも、当然ノリノリでした。しかしながら、鑑賞…

『エマニエル夫人』男女平等という視点で(ネタバレあり)

こんにちは、じぇれです。今回の課題はあの『エマニエル夫人』。 いや~、小学生の頃に話題になりました。 とんでもなくエロい映画だと。しかし、実は今回が初見なんですよ。 果たしてどうなることやら。《地獄の映画100本ノック その17 『エマニエル夫人』…

『ラバランチュラ 全員出動!』B級映画かくあるべし(ネタバレなし)

こんにちは、じぇれです。前回に引き続き、課題作品はB級映画。 しかも、厳密には劇場用映画ではなく、TV用映画(テレフィーチャー)です。 さて、その味わいは?《地獄の映画100本ノック その16 『ラバランチュラ 全員出動!》「あの『ポリスアカデミー』の…

『アルティメット・ジャスティス』B級にも五分の魂(ネタバレなし)

こんにちは、じぇれです。今回は、「罰ゲームに相応しい作品」と考えて推薦してくれた作品。 なるほど、なかなかの罰ゲームでした(笑)《地獄の映画100本ノック その15 『アルティメット・ジャスティス』》鑑賞直後の呟きがこちら!『アルティメット・ジャス…

『リズと青い鳥』非アニオタから見た心情表現(ネタバレなし)

こんにちは、じぇれです。難敵『ボーグマン』のblogを終えたので、これからはバンバンアップしていきますね。というわけで、今回の課題作品は『リズと青い鳥』。この作品は『響け!ユーフォニアム』という人気アニメシリーズのスピンオフ。 しかしながら、私…

『ボーグマン』侵略者の目を通して描く人間の愚かな生態(ネタバレあり)

こんにちは、じぇれです。返却日ギリギリに鑑賞し咀嚼しきれなかった『ボーグマン』を再度借りてきました。 今回は、意味不明と言われがちな本作を、ゆる~く考察してみようと思います。というわけで、以降ネタバレ全開ですので、未見の方はお気をつけくださ…

『野獣刑事』子供にツケを回していいのか(軽いネタバレあり)

こんにちは、じぇれです。今回の課題作品はこちらです!《地獄の映画100本ノック その12 『野獣刑事』》1982年公開の本作は、70年代の流れを汲んだアウトロー刑事もの。 プロットに関して言えば、正直なところ構成の甘さも感じます。 でもですね、それでいい…

『好きにならずにいられない』殻を破る勇気(ネタバレなし)

こんにちは、じぇれです。今回の課題は、ダメなおっさんの恋物語のようです。《地獄の映画100本ノック その11 『好きにならずにいられない》『好きにならずにいられない』40過ぎて実家暮らしの男が恋に落ちるのだが...ポスターから連想されるラブコメではな…

『ホワイト・ゴッド』”都合のいい犬”じゃいられない(軽いネタバレあり)

こんにちは、じぇれです。今回の課題映画はワンちゃん映画! 101匹ワンちゃんみたいにホノボノできるといいなぁ。 最近精神的にキツいのが多かったですからねぇ。《地獄の映画100本ノック その10 『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)』》第67…

『ROMA/ローマ』”映画は総合芸術”

こんにちは、じぇれです。いまだにNetflix会員ではない私は、この日を待ち望んでいました。 そう、『ROMA/ローマ』を映画館で観て参りました! しかも、平面スピーカーという聞き慣れない最新機器を導入し、最高の音響を実現していると噂のアップリンク吉祥…

『オンリー・ゴッド』”作家主義”とは?(ネタバレなし)

こんにちは、じぇれです。前回取り上げた『人魚伝説』では、日本の”作家主義”の夜明けとして、ディレクターズ・カンパニーについて触れました。 商業映画においては、監督が本当にやりたいことを妥協せずに貫くのは難しいのですが、それを成し遂げようともが…

『人魚伝説』映画を殺したのは誰だ(ネタバレなし)

こんにちは、じぇれです。今日は前置きなしに行ってみましょう。 凄い作品ですよ~!《地獄の映画100本ノック その8 『人魚伝説』》撮影所システムが崩壊した1982年。『太陽を盗んだ男』の鬼才・長谷川和彦監督の下に新進気鋭の監督達が集って、監督主導の映…

『アンチクライスト』何を感じるかは貴方次第(ネタバレあり)

ご無沙汰しております、じぇれです。なぜblogが止まっていたかと言いますと、何をどのように書けばいいのか迷っていたからです。 今回の課題作は、解釈を巡って喧々囂々と議論されてきていますし、一切のネタバレなしに書くのは難しい作品。 かといって、あ…

『モンゴル野球青春記』たしかな感動がここにある(ネタバレなし)

こんにちは、じぇれです。前回の『トールマン』を気に入り、同監督の『マーターズ』を初体験。すっかりパスカル・ロジェのダークながらも緻密な語り口に夢中になってしまっています。やっぱり私は、画面を通して観客を殺しにかかるような映画が好きなんです…

『トールマン』人は見たい物だけ見たいように見る(ネタバレあり)

こんにちは、じぇれです。 今回のお題映画は、『マーターズ』で無数の観客を胸糞悪くさせた、奇才パスカル・ロジェ監督の『トールマン』! 本作は、私の好みをよく知る相互さんがお薦め下さったのですが、果たして気に入るのでしょうか?※後半ネタバレがあり…

『セデック・バレ』映画はあなたの写し鏡(ネタバレなし)

こんにちは、じぇれです。週3本をノルマにしている”地獄の映画100本ノック”も、これで4本目。 まずまずいいペースですね。また、せっかく100本もblogを書くので、いろんな切り口を試してみたいとも考えています。 というわけで、今回の後半はエッセイです。 …

『仮面ライダーZO』特撮技術の可能性は無限だ!(ネタバレなし)

こんばんは、じぇれです。 罰ゲーム企画として始まったこのコーナー”地獄の映画100本ノック”も、今回で3本目になります。※ちなみに”地獄の映画 / 100本ノック”ではなく、"地獄の / 映画100本ノック”。お間違いなきよう。今回オススメいただいたのは、良作枠…

『ガマの油』役所広司、監督に挑む(ネタバレなし)

役所広司さん、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞おめでとうございます!というわけで、役所広司さんが監督に初挑戦した『ガマの油』を初鑑賞!《地獄の映画100本ノック その2 『ガマの油』》 ※核心に触れるネタバレはありませんが、メインテーマには少…

『デビルマン』は取り柄のない駄作なのか

こんにちは、じぇれです。 遂にこの日がやってきてしまいました。 罰ゲーム”地獄の映画100本ノック”の開幕です!記念すべき第1作はこちら!《地獄の映画100本ノック その1 『デビルマン』》なるほど、なるほど、地獄枠ですね。 でもですねぇ、映画館で本作を…

罰ゲーム開幕

ご無沙汰しております。じぇれです。 お元気ですか? 私は......元気ないです。 というのも、この度罰ゲームを行うことになりまして......。きっかけは深夜のツイキャス。 アカデミー賞予想をしていた私は、ついつい言ってしまったのです。「アカデミー会員…

予告編探偵じぇれえもん第1回

ボク、じぇれえもん。 予告編だけで観たこともない映画を完全解析する名探偵だ。 記念すべき1回目は、やっぱりこれしかないよね。 名探偵コナン! まず気になったのは、5・4・3...とカウントダウンしているのに、5秒前と2秒前に爆発させていること。な…

Good Bye ロッキー。゚(゚´Д`゚)゚。(『クリード 炎の宿敵』)

「ロッキーシリーズ観たことないんだけど大丈夫?」 よく訊かれる質問ですね。 そして、私の答えは......YES! but NO! って、どっちやねん(笑)物語を理解できるかどうかという視点なら、本作だけでも問題ありません。人間関係を多少掴みづらい部分はあるで…

アンダー・ザ・アンダー・ザ・シルバーレイク__映画の下に隠された本当の物語(ネタバレあり)

眩惑的なプロットで観客を惑わす『アンダー・ザ・シルバーレイク』。 こういう物語は、鑑賞後も自身でうんうん唸りながら考えるのが、最大の楽しみ方。ですが、野暮なことをしてみようかなと、久しぶりに解釈をまとめてみます。 といっても、一つ一つシーン…

2部作形式の是非を考える

近年2部作形式が流行しています。作り手にとっては、利点がありますからね。簡単にまとめてみると__①2作同時に撮影することで、製作費をぐっと抑えられる。 ②前編をヒットさせられれば、後編も少ない宣伝費である程度の興行収入を期待できる。 ③これまで…